2018/12/28 (金) 19:00開演 [18:15開場]
会場:東京文化会館 大ホール
桐朋学園大学在学中の1977年にカラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。翌年同大卒業後、ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーに留学、1985年までヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを務めた。
1981年タングルウッド音楽祭でレナード・バーンスタイン、小澤征爾らに指導を受け、同年ベルゲン交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。1983年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位。1984年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝を経て、1985年1月に日本フィル定期演奏会で日本デビュー。大好評を持って迎えられ、1991年NHK交響楽団定期公演でも絶賛を博すなど、その後の活躍の礎とした。
国内オーケストラはもとより、ウィーン交響楽団、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ交響楽団、クラングフォーラム・ウィーン、ケルン放送交響楽団などに客演。2017年4月には2013年2月に続きサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会を指揮、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響を引き出し、聴衆や楽員から再び大絶賛を受けた。
2009 年のピエール・ブーレーズ京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズから、ミッシャ・マイスキー、イツァーク・パールマンをはじめとする世界的ソリスト、特にマルタ・アルゲリッチからはシチェドリン作曲『ピアノとチェロのための二重協奏曲「ロマンティックな捧げもの」』日本初演等3回の共演を通じてその演奏を絶賛されるなど、絶大な信頼を得ている。
オペラでは、二期会でモーツァルト「魔笛」(1990年、2007年)、「フィガロの結婚」(1991年)、モンテヴェルディ/ヘンツェ「ウリッセの帰郷」(2009年)、群響定期公演でプッチーニ「トスカ」(1998年)、ヴェルディ「ファルスタッフ」(2003年)、すみだトリフォニーホールでブリテン「カーリュー・リヴァー」(1997年)、新国立劇場「夕鶴」(2011年)、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」(2013年)、東京シティ・フィル定期での「夕鶴」、ベルリオーズ「ファウストの劫罰」等を指揮、いずれも好評を博した。
広島交響楽団音楽監督・常任指揮者(1986-1990年)、新日本フィル正指揮者(1994-2001年)、大阪センチュリー交響楽団常任指揮者(1997-2003年)、群馬交響楽団音楽監督(1993-2008年)、札幌交響楽団正指揮者(2003-2012年)などを歴任。群馬交響楽団からは、1994年「プラハの春」、「ウィーン芸術週間」各音楽祭を含む欧州公演を成功に導くなど、その演奏水準を大幅に引き上げた功績により名誉指揮者の称号を贈られている。
第4回渡邉曉雄音楽基金音楽賞(1996年)、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)を受賞。
現在は京都市交響楽団常任首席客演指揮者(2014年4月~)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者(2015年4月~)、仙台フィルハーモニー管弦楽団レジデント・コンダクター(2018年4月~)、静岡交響楽団ミュージック・アドヴァイザー(2018年4月~)の任にあり、東京藝術大学音楽学部指揮科教授として後進の指導にあたるとともに、同大所属のプロ・オーケストラ、藝大フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者も務めている。
高関 健 Twitter http://twitter.com/KenTakaseki
2000年生まれ。2016年ソウル市イェウォン芸術大学付属中学校卒業。現在、ソウル市ソウル芸術高等学校在学中。韓国音楽協会(IMC Korea)コンクール第1位など国内外で多数の賞を受賞。また錦湖アシアナ文化財団主催の錦湖オーボエ・リサイタルに出演の他、オーケストラとの共演も多数重ねている。2017年に第34回日本管打楽器コンクール・オーボエ部門第1位となり東京シティ・フィル賞を受賞、今回の共演に繋がる。
桐朋学園大学、同大研究科修了。二期会オペラスタジオ修了時に最優秀賞及び川崎静子賞、第4回藤沢オペラコンクール第1位及び福永賞受賞。その後ベルリンにて研鑽を積む。
『フィガロの結婚』スザンナでデビュー以来、『ファルスタッフ』ナンネッタ、『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、『こうもり』アデーレ、『カルメル派修道女の対話』リドワーヌ等に出演。2009年、細川俊夫『班女』花子役での日本初演の際には、細川氏より「最もイメージに近い花子」と評され、続くイタリア公演でも多くの賞賛を受ける。2015年同『リアの物語』リーガン役、2016年同『松風』アジア初演(サッシャ・ヴァルツ演出)でもタイトルロールを務め、高評を得た。
コンサートソリストとしても、モーツァルト「レクイエム」、メンデルスゾーン「夏の夜の夢」、ラヴェル「シェエラザード」、マーラー「交響曲第4番」などで、ブロムシュテット、インバル、ホーネック、メルクル、カリニャーニら著名指揮者と共演を重ね、最近ではベルク「ルル組曲」、細川俊夫「星のない夜」の日本初演が、精緻な技術と高い音楽性で評価された。2015年には川瀬賢太郎指揮/神奈川フィルハーモニー管との共演でリゲティ「ミステリー・オブ・ザ・マカブル」を熱演。ドイツリートやフランス、アメリカ歌曲なども含む幅広いコンサートレパートリーを誇り、国内外で多彩な活動を展開している日本を代表するソプラノ。
オフィシャルHP http://miwako-handa.jp/
慶応義塾大学法学部を経て声楽家の道へ進み、新国立劇場をはじめ数々のオペラに出演。ワーグナーを得意とし、びわ湖ホール『ワルキューレ』ブリュンヒルデ、二期会『トリスタンとイゾルデ』イゾルデで成功を収め、「NHKニューイヤーオペラコンサート」では《愛の死》を歌った。コンサートではインバル指揮マーラー「交響曲第3番」が高い評価を得、同曲はNHK「名曲アルバム」でも披露している。二期会会員
東京藝術大学首席卒業。アカンサス賞他受賞。同大学院修了後、ウィーン国立音楽大学オペラ科に留学。これまで藤原歌劇団『愛の妙薬』ネモリーノ、日生劇場『ラ・ボエーム』ロドルフォ、二期会『蝶々夫人』ピンカートン等に出演。第48回日伊声楽コンコルソ第1位及び五十嵐喜芳賞・歌曲賞、第10回東京音楽コンクール第2位(1位なし)及び聴衆賞、第23回リッカルド・ザンドナーイコンコルソ第2位等多数受賞。二期会会員
武蔵野音楽大学及び大学院、ジュリアード音楽院卒業。2015年から3年間、シカゴ・リリック歌劇場ライアン・オペラ・センターに所属し、「エフゲニー・オネーギン」他、数多くのオペラに出演。日本では飯森範親指揮「カルミナ・ブラーナ」、広上淳一指揮「ドイツ・レクイエム」、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団とチャイコフスキー「イオランタ」(コンサート形式)に出演し高評を得た。
2001年1月、当時常任指揮者であった飯守泰次郎の発意により東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の専属合唱団として旗揚げされた。指揮者・オーケストラと音楽的に密接な関係を保つことで、アマチュアながらもクオリティの高い音楽を聴衆に届けるべく活動を行っている。団員は会社員や学生など多様な層で構成され、藤丸崇浩による指揮のもと目標に向かって一丸となって取り組み、活動を展開している。旗揚げとなった2001年7月東京シティ・フィル第152回定期演奏会ブラームス「ドイツ・レクイエム」(飯守泰次郎指揮)では、抑制された中にも色彩感あふれる演奏でブラームスの精神を余すことなく表現し、デビュー公演にして各方面から絶賛され、広く注目を集めた。
以後これまでにハイドン/「天地創造」、モーツァルト/「レクイエム」、ベートーヴェン/「ミサ・ソレムニス」、交響曲第9番「合唱付き」、メンデルスゾーン/「真夏の夜の夢」、「交響曲第2番《賛歌》」、「エリヤ」、「聖パウロ」、ブラームス/「ドイツ・レクイエム」、「運命の歌」、ドヴォルザーク/「スターバト・マーテル」、チャイコフスキー祝典序曲「1812年」(合唱付き版)、ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」より『糸紡ぎの歌』『水夫の歌』、歌劇「タンホイザー」より『巡礼の合唱』、大行進曲『歌の殿堂をたたえよう』、楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より『目覚めよ、朝は近づいた~終曲』、歌劇「ローエングリーン」より『婚礼の合唱』、ヴェルディ/「レクイエム」、フォーレ/「レクイエム」、マーラー/交響曲第2番「復活」、ドビュッシー/ノクチュルヌ(夜想曲)、ラヴェル「ダフニスとクロエ」、ホルスト/組曲「惑星」(マシューズ/「冥王星」)、シベリウス/「フィンランディア」、オネゲル/「クリスマス・カンタータ」、プーランク/「グローリア」、歌劇「カルメル派修道女の対話[演奏会形式]」(2013年度文化庁芸術祭参加作品)、オルフ/「カルミーナ・ブラーナ」、佐藤眞/オーケストラと混声合唱のためカンタータ「土の歌」など数々のオーケストラ作品に出演し、曲想をつかみ、かつ指揮者の意図をよく表現した演奏で高い評価を得てきた。
また近年はアマチュア・オーケストラの定期演奏会へも出演を重ね、こちらでも高い評価を得ている。 今後も東京シティ・フィル主催公演を中心に多くの出演が予定され、ますますの飛躍と発展に音楽のファンの大きな期待が寄せられている。
日本大学法学部卒業後、東京藝術大学声楽科(テノール専攻)に進む。在学中より故・相良文明氏(前東京シティ・フィル・コーア合唱指揮者)の下で合唱指導者としての地歩を固める。卒業後は東京混声合唱団においてテノールパートを担当し、現代作品へ意欲的に取り組んだ。2006年1月、東京シティ・フィル・コーアの合唱指揮者に就任。飯守泰次郎、矢崎彦太郎、G.ボッセ、宮本文昭、高関健、藤岡幸夫、三ツ橋敬子諸氏指揮の東京シティ・フィル公演において合唱指揮を務め、また田部井剛、山田和樹、角田鋼亮諸氏指揮のオーケストラ公演においても合唱指揮を務める。現在、指揮者、ボイストレーナーとして多数の合唱団を指導している。声楽を君島広昭、山口悠紀子、山口俊彦、直野資、B.ダル=モンテの諸氏に師事。
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調 作品125「合唱付き」
W.A.Mozart:Oboe Concerto in C major, K.314
L.v.Beethoven:Symphony No.9 in D minor, Op.125 "Choral"
主催:一般財団法人東京シティ・フィル財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
S席 | A席 | B席 | C席 | |
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一般 | 8,400円 | 6,300円 | 4,200円 | 3,200円 |
サービス:託児サービスを行っています。
イベント託児 マザーズ
0120-788-222(平日10:00~17:00)